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iPhone16e、発表。Just Enoughなスマホ。

Apple

発表されたのはいいものの、Twitterで相当ネガティブなことを言われてしまっている(?)iPhone 16e。今回はそんな iPhone 16eについて。

まずは iPhone 16eの概要について。
・6.1インチSuper Retina XDRディスプレイ
・最大輝度800ニト(標準)、ピーク輝度1200ニト(HDR)
・A18チップ(6コアCPU 4コアGPU)
・Apple Intelligence対応(4月に日本語対応)
・48MP Fusionカメラ
・4Kビデオ撮影
・ナイトモード
・Face ID
・衛星経由の緊急SOS
・衝突事故検出
・衛星経由の「探す」
・アクションボタン
・USB-C(ただしUSB 2)
・最大26時間持つバッテリー
・Qi 1対応

iPhone 16eの概要(公式)

「最新の iPhoneを手に入れやすく。」というキャッチコピーからもわかるようにエントリー機として使われることを想定しているのか、 iPhone 16や15と比べると色々と劣るところがあるのが現状。

そのせいか、Twitter上では iPhone 16e(以下16e)について「性能の割に高すぎる」「微妙なスペック」「期待外れ」「コスパ悪い」といった声が多く見られる。


では、何故16eはこんな仕様になったのか。いや、なってしまったのか。

そもそも、スマホに必要な機能はなんだろう?
高解像度のカメラ?
大きくて美しいディスプレイ?
落としても傷がつかない耐久性?
数日持つ大容量のバッテリー?
複雑で高負荷の処理もサクサクな性能?

確かにこれらはあったら便利だろう。しかし、これらの機能があったとて、使いこなせる人はほんの一握りのはずだ。高いスマホを買ったけど、使いこなせず後悔する人も多いと思う。
そんな人のことを考えて作られたスマホこそが16eではないか。

MagSafeやカメラコントロール、Dynamic Islandといったこれからの iPhoneに必ず搭載されるであろう機能も16eにはない。
しかし、チップのコア数こそ違うもの、最新機種であるiPhone 16と同じA18チップを搭載しているから、ちょっとした軽い動画編集なら問題なくできる。最新OSもサポートされている。5Gも使える。充電はUSB-C。バッテリーはiPhone16に匹敵する26時間。
iPhoneにこだわりのない人は16eを買っても不満を感じることなく使い続けられるのではないか。


ここからは完全に僕個人の意見。
16eはなかなかいい機種なのでは、と思う。

1.コストカットの方法が上手い

アルミニウムのデザイン、背面はガラス。画面は14と同じものを使用。
しかし、8の筐体をそのまま使っていたSEとは異なり、16eは14をベースに再設計。
これは開発費や製造費を抑えることだけでなく、部品のリサイクルにも繋がっている。
また、Appleが開発したセルラーモデムC1の搭載などもコストカットの要因だろう。

2.機能の取捨選択

当たり前のことだが、16eは必要最低限の機能は備えている。しかし、MagSafeやU2チップ(正確な場所を探す)などの機能は省いている。これらはあったら便利だけど使う機会は多くない、そんな機能だ。16eはQi 1には対応しているし、AirTagや AirPods 4、AirPods Pro 2の大体の場所は探せる。特にこだわりのない人はそれで十分だろう。

一方で衛星経由の緊急SOS・衝突事故検出・衛星経由の「探す」の安全のための機能が16eも使える点は評価できる。これはAppleが特にアクセシビリティに力を入れていることを反映しているだろう。今後もAppleのアクセシビリティの強化には期待したい。


iPhone 16eはとりあえずiPhoneが欲しいといっている学生(偏見120%)におすすめしたい。使いこなせるかわからないような高スペックな16や16 Proでなくとも、日常生活には充分すぎるスペックを16eは持っている。ぜひ、16eを買うか悩んでいる人、新しいスマホを買いたいけど迷っている人の参考にしていただきたい。


iPhone 16e
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iPhone 16e - 仕様
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